大手企業と同じような広報活動だと効果が薄い
大手企業であれば、その知名度や注目度の高さを存分に生かした広報活動が可能です。
例えば新商品を発表するとなった場合でも、プレスリリースをするだけでマスメディアからの取材オファーがたくさん入ります。
一方で、まだあまり知られていない中小企業の場合は、新商品についてのプレスリリースを行っただけでは、なかなか取材の機会を得ることは難しくなります。出版社やテレビ局といったメディアには、毎日たくさんのプレスリリースが届いているわけですから、よほど話題性が期待できる新商品やサービスでなければ、各メディアはわざわざ冒険しようとは思いません。
誰もが知るような大手企業のPR活動にも、もちろん工夫は見られます。だからこそ中小企業の場合は、それを超えるような工夫や努力が求められます。いつものPR活動ではなかなか思うような成果に結びつかないという問題を抱えているのであれば、いつもとは違ったアプローチ、あるいは大手企業がやっていないようなアプローチで企業のPRを行っていく必要があるでしょう。
パラパラ漫画で取材を呼び込む!
パブリックリレーションズにおいては、とにかく「目新しさ」というのが重要になります。
もちろん、そればかりが大切というわけではないですが、「なんだこれは!」と思ってもらえるような目新しいコンテンツは記者たちの目にも留まりやすいですし、テレビなどからの取材も呼び込みやすくなります。
そこで私どもアトムストーリーでは、「パラパラ漫画」という手法を企業の広報担当者の方にもオススメしております。
パラパラ漫画を使用した企業のPR動画はまだめずらしいため、それを発信することによって「パラパラ漫画そのものを紹介してもらう」という新たなPRが可能になります。
そうやって少しでも多くの人に、企業が広めたい自社の商品やサービス、あるいは企業が伝えたい想いなどを表現したパラパラ漫画を観てもらえば、企業や商品などの認知度アップが見込めます。
また例えば、プレスリリースを行う前に、あらかじめパラパラ漫画をYouTubeなどの動画サイトにアップロードしておき、それをプレスリリースに埋め込むといった工夫をすれば、大手企業のようにプレスリリースから取材を呼び込むということも可能になります。
東海汽船株式会社様の事例
アトムストーリーにパラパラ漫画の制作をご依頼くださった「東海汽船株式会社様」は、パラパラ漫画を船内で流したりFacebookに投稿したりして、パラパラ漫画をブランドイメージの向上にご活用くださいました。
SNSであれば、投稿した動画をシェアしてもらうこともできるため、情報拡散としてのツールとしてもパラパラ漫画は有効です。
東海汽船株式会社様としましては、「釣り」や「交通手段」というイメージのほか、「船旅」というイメージも自社と結び付けたいという狙いがありましたが、今回のパラパラ漫画によって、その目標を達成することができたと言います。
東海汽船株式会社様の事例
自由な表現が魅力のパラパラ漫画であれば、メッセージ性のある動画を作り上げることもできます。
例えば新商品のリリースに合わせるのであれば、新商品開発に関わった技術者の苦労や商品にかける想いが伝わるような構成のパラパラ漫画も、ひとつの選択肢になります。
そのような構成の動画は実写動画では何もめずらしくないですが、パラパラ漫画であれば、そこにストーリー性や躍動感のある表現などをプラスすることができるので、さらに人を引き付ける作品に仕上げることができます。
ここ最近は、「ネットで話題の動画」というくくりでテレビで特集が組まれることも多いですから、興味を引き付けられるパラパラ漫画を制作することによって、テレビ取材を獲得することも可能になります。