企業の想いを発信するためのひとつのコンテンツとして
企業にとって大切な人材確保。その中で多くの企業では、「どんな企業なのか」ということを深く知ってもらうためのさまざまなアピールが行われています。企業理念や企業としての強み、将来性などをアピールするために採用サイトを工夫してみたりだとか、趣向を凝らしたインターンシップを開催してみたりだとか、その取り組みの内容も実に多様です。
そんな取り組みの中で、ここ最近では「採用動画」というコンテンツが、新たなジャンルになろうとしています。その企業で働いている従業員へのインタビュー動画であったり、普段働いている様子を少しかっこよく編集したような動画であったり、さまざまな採用動画があります。
そのように、採用動画というのは新ジャンルとしての地位を確立しつつあるわけで、言ってしまえば就活生や中途採用希望者にとっては、すでに採用動画はめずらしいものではなくなっています。
だからこそ企業の採用担当者や人事部にとっては、「いかにして響く採用動画を作るか」というのが、今後クリアすべき課題のひとつになっているのではないでしょうか。
ミスマッチ防止、エントリー数増加のために
採用におけるミスマッチの理由のひとつに、「仕事内容に対する説明不足」というものが挙げられます。企業研究を熱心にやってくれる就活生や中途採用希望者ばかりではないでしょうから、人事部としては、できるかぎり簡単に仕事内容を把握してもらえるコンテンツを提供するというのも重要になってくるでしょう。
そのコンテンツとしては、やはり採用動画も有効ですし、その採用動画が魅力的なものであればあるほど、エントリー数増加というメリットも生み出すことが可能になります。
アニメというアプローチ
今ある採用動画では、企業の従業員等が実際に出演するというパターンのムービーが多いです。
しかしその一方で、アニメを使った採用動画も注目されています。
採用動画としてのアニメは、比較的めずらしく注目されやすいので、より「響く」採用動画を作りたいという場合には、アニメという選択肢も有効でしょう。
ですが、たとえ5分ほどのアニメであっても、アニメを作るというのは非常に手間のかかる作業になるため、アニメで採用動画を作りたいと思ったとしても、予算などの都合から断念してしまうというケースも、おそらくあるのではないでしょうか。
もし、アニメというアプローチに魅力を感じているのであれば、「パラパラ漫画」というアプローチに注目してみてはいかがでしょう?
パラパラ漫画の動画も、コンテンツとしてここ最近注目の的ですから話題性も得やすいですし、アニメほどの滑らかな動きはありませんが、手書き感で出る雰囲気や、パラパラ漫画だからこそできる飛躍的な表現で「動き」を演出することが可能です。
レボックス株式会社の事例
LEDなどの光源を開発するメーカー「レボックス株式会社(以下レボックス)」は、社員や取引先とビジョンを共有したいという想いから、パラパラ漫画による動画制作をアトムストーリーにご依頼くださいました。
レボックスでは「光で未来を変えてゆく」という企業理念を掲げており、その理念をパラパラ漫画によってより具体的に伝えることを目指しました。
また、レボックスが製造するLEDがどのようにして世の中に貢献しているかといったことが伝わる表現も、今回制作したパラパラ漫画には盛り込まれています。
レボックスでは、謝恩会にてパラパラ漫画を社員や取引先の方に公開したところ、好評を得ることができました。手書きのパラパラ漫画ならではの素朴で温かい動画だからこそ、より心に訴えかけるような表現も可能になるので、そういった部分がパラパラ漫画をご覧になった方々にも響いたのかもしれません。
なおレボックスには、同社が開催した謝恩会で動画を見て入社を決めたスタッフがいらっしゃいました。
「5年後、10年後のレボックス社の進む方向性が明確に伝わって採用を決める後押しになりました」との事でした。
こういったエピソードからも、動画というアプローチが採用活動に与える影響力というものがうかがえます。
企業のアピール手段としての「パラパラ漫画」
いかがでしたでしょうか?「パラパラ漫画」という共感を生みやすい手段で人事部の方に採用活動の力になれるツールである事が少しでも伝えることができたのであれば幸いでございます。
採用動画で「ミスマッチ防止に繋がり良い人材のエントリーが増えた」「話題性のある動画でエントリー数が増えた」など人事部の方の課題解決に沿った伝わる「共感を生む動画」を、アトムストーリーでは制作してまいります。
パラパラ漫画を用いた採用動画であれば、話題性の高さからSNSでのシェアなどにも期待が持てます。
普段見慣れた動画と違って注目を集めやすく企業の認知拡大などの二次的なメリットにつきましても是非お考えください。