東京五輪で話題の「ピクトグラム」に隠された世界が魅了される「伝え方」とは?

皆様、こんにちは!
アトムストーリーの新井です。

先日7月23日から8月8日まで東京オリンピックが開催され、
日本や世界で大きな話題の一つとして取り上げられていました。

大会開催にあたって賛否が分かれたり、無観客で行ったりと異例づくしの本大会でしたが
その中でも絶賛する声が相次いでいたのは
開会式での「ピクトグラムパフォーマンス」でした。

世界中の人たちが
「最高に笑った!」「あえてアナログでやるのが粋」
「オリンピックの歴史の中で最もクリエイティブで面白いコンセプトの1つ。
日本に拍手を!」
などの称賛の声を挙げています。

私も実際に見ていましたが、
思わずクスッと笑ってしまうような、また頑張って時間内に50個の
ピクトグラムを再現する姿に思わず応援したくなるような気持ちになりました。

今回のこのピクトグラムパフォーマンスに隠されていた
世界に通用する「伝え方」についてのヒントを
実際にパフォーマンスを行なった方のお話を元に、お伝えできればと思います。

<世界を魅了する「伝え方」のポイントとは?>

実際にピクトグラムパフォーマンスを行なった方のインタビューにて
中でも伝えたかったこと、こだわった演出について聞かれていた際、
下記のようなことをお話しされていました。

アナログが人の心を動かす

現代では、ハイテクな技術を駆使していくらでも鮮明で滑らかな映像は作れますが、
それが当たり前の世の中で、あえてアナログにすることにより
人は温かみやどこか懐かしさを感じ、そこには感情が生まれます

だからこそ、今回のピクトグラムのパフォーマンスで多くの人々が魅了され、
本来であれば感情を持たないピクトグラムに感情移入をし、
実際は目に見えていないパフォーマーの努力に視聴者が共感したのだと思います。

 

さらに、今回のピクトグラムパフォーマンスは、非言語でも伝わるものです。
伝える内容は、本来であればどの競技かということだけですが、
一生懸命さや頑張っている姿も伝わりましたよね。

言葉がなくてもそこには感情があって、心の流れ、妥協や愛情があるはず
そこから生まれるドラマが表現できると面白いのではと語っておりました。

「アナログで感情移入しやすい+非言語」ということが、
世界に通用し魅了したポイントなのではと考えています。

このことから弊社の言葉を使わず、パラパラ漫画というあえてアナログで
想いの背景を汲み取りやすい手法を使用しているパラパラ漫画ムービーにも
共通してくるのではと思いました。

 

ハイテク技術のある世の中ですが、
どの時代にも温かみがあり、言葉の壁を越えたパフォーマンスやコンテンツには
世界中を魅了する力があると思います。

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