お客さまの声

宣伝を感じさせない心に残るようなアプローチ

沖縄県シンガポール事務所・沖縄観光コンベンションビューロー誘客事業部 平賀様・新木様

Q. なぜパラパラ漫画をやろうと思いましたか?

新型ウイルス感染拡⼤の影響により、2020年3月から沖縄発着の国際便が全て運休。
感染状況がいつ落ち着くのか、そして海外への渡航制限がいつまで続くか見通しが立たず、従来の直接的に来訪を促すプロモーションが出来ない状況でした。

その状況禍でも今後の沖縄のインバウンド需要回復を見据えて今実施すべきことを模索した結果、辿り着いた答えの1つがパラパラ漫画でした。

実写映像では沖縄の豊かな⾃然、⽂化、芸能を存分に活かせる一方で、
沖縄の⼈の温かさや、⼈の⼼を解放的にさせる不思議な⼒は、なかなか可視化することが出来ずにいました。
この状況は、これまで訴求出来ていなかったことを伝える良い機会だと考え、制作に着⼿しました。

Q. パラパラ漫画で何を伝えたかったですか?

2020年を振り返った時、会いたい⼈に会えなかったり、訪問したくても訪問できない状況であったり、辛く悲しかった出来事を思い出す⼈も多いかもしれません。
しかし、そんな時に⼼の支えとなっていたのは、家族や恋人、⾝近な⼈の⼤切さ、遠く離れた⼈の⼤事さ、これまでの日常ではあまり認識していなかった私たちの周囲にある優しさではないでしょうか。
当たり前に過ごしてきた⼤切な⼈との時間、思い出の温かさやありがたさを改めて実感する良い機会となったことも多々あったと思います。

この動画を視聴してくれた方々に、「これまでの思い出の中を振り返ると自分を⽀えてくれる⼈は周囲に沢山いて、明るい未来は必ず待っている」と前向きなメッセージを伝えたかったです。
「⼈の普遍的な愛情や優しさ」というテーマに旅の思い出をリンクさせて、
⼈同士の繋がりの重要性、身近な人の大切さに共感してもらいたいと考えました。
そして、この動画を⾒た方が少しでも優しい気持ちになり、幸せの輪が広がることを願っています。また、今より更に明るく、そしてハッピーな2021年になるように願ってこの動画を作りました。

Q. パラパラ漫画を掲載した後、何か変化はありましたか? また、何か効果がありましたら教えてください。

オウンドメディア(SNS)にてASEAN諸国を中心に世界に配信したほか、JNTO海外事務所のSNSでも動画の拡散にご協力をいただきました。
他国の観光局も実施していない新しい手法だったことや、日本と言えばマンガが浸透しているという親和性もあり、多くの海外の方々に興味を持って視聴いただけました。
また、実際に海外の方々から沖縄の思い出の写真のシェアや、コロナが落ち着いたら沖縄、日本を訪問したいなど、温かく前向きなコメントも多数いただくことができ、一定の興味・関心を得られたかと考えています。
コロナ渦で海外渡航が制限されている中で、最も必要な施策を実現できたと思います。

沖縄県・(一財)沖縄観光コンベンションビューロー様のブランディング向け動画

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